2022,9,11更新
子どもが親の言うことを聞かなくて困っていませんか?
「学校に送ろうとするときに、ダダこねて学校に行こうとしない子ども」
「夜に中々寝付こうとしない子ども」
どちらも、子どもはわざと親を困らせようとしていることを知っていますか?

親が困るタイミングで子どもはわがままを言うから本当に困ってるのよねぇ
その度に、親も子どもを叱って言うことを聞かせているかと思います。その行動は、子どものしつけとしてその場では有効ですが、問題行動の繰り返しをさせないという点での解決にはなっていません。それだけでなく、子ども自身にも悪影響です。
そして、怒鳴る、怒る、叱るは意味が違うと思っている方は多いと思いますが、怒鳴る・怒る・叱るの本質は同じです。
では、どのように子どもを教育すればいいか説明してきます。
この記事はこんな方におススメ
- 子どもを叱らない褒めない教育が知りたい
- 子どもがなぜ親が困ることをするのか
- 子どもと良い関係を築きたい
参考にした本
子どもとの向き合い方

なぜ親は子ども叱るのか
親が子を叱るのは原因ではなく目的のため?怒鳴る・怒る・叱るとは
怒鳴る・怒る・叱るとは
怒鳴る…大声を出して言う。感情的になって大声で叱る
怒る…感情が高まって相手に声を荒げる
叱る…相手のことを想って、怒るという行動を取る

叱るは子どものことを想っての行動だから、怒鳴る・怒るとは違うよ。だから、子どもは叱って教育をする方がいい。という考え方は間違っていますよ。
一般的に多い子育ての考え方
- ✖ 怒鳴る・怒る…自分のイライラをぶつけて、相手(子ども)のことを考えていない行動
- 〇 叱る…子どもの為を想い、怒る行動
アドラーの考え方では、全て✖です。
理由
- 怒鳴る・怒る…自分のイライラをぶつけているだけです。
- 叱る…子どもの為を考えているかもしれませんが、あくまで親目線(親の都合)だからです。
子どもに叱るのも、子どもが問題行動を起こしたから?(原因)それとも、親にとって都合の悪いことをしたから?(目的)
親が子どもを叱る理由?原因・目的
・叱る理由(原因)
子どもが問題行動を起こしたから、問題を起こしたことに対して(原因)、しつけをするために叱る
→子どもが中々学校に行かない(原因)に対して叱る
・叱る理由(目的)
子どもが問題行動を起こしたから、問題行動で親が悩みたくないから(目的)、しつけをするために叱る
→子どもが中々学校に行かないことに対して親が困るから(目的)叱る
親の叱る理由は、子どものタメの行為と考えているかも知れませんが、案外親が自分の都合の為に叱っていることがあります。←親の行動(家事・仕事)がスムーズにするために子どもを教育すること。
子どもが「なぜその問題行動をするのか?」「なぜ何回言っても同じことをやめないのか?」根本的な原因と向き合わないと親のためにも、子どものためにもなりませんよ。

これは、親子関係だけでなく、人間関係(会社や友人)にもいえることかなと思いますよ。
叱るという行為…親の都合抜きで叱っていますか?子どもの都合や考え方をわかった上で叱っていますか?
問題行動の原因は愛情不足?
問題行動の原因は愛情不足という話を耳にしたことはありませんか?

愛情不足で子どもの育ち方が変わると聞きますが、いったい愛情不足とはどのようなものでしょうか?
愛情不足とは…「言葉の通り愛情が足りていないのか」「片親だけが愛情を注いでることも指していることか」とそもそも愛情不足の定義が曖昧です。

私はたくさん愛情を注いで育てていますよ。
ほとんどの親は、愛情をたくさん注いで育てていると思います。我が子は一番かわいいですからね。だから、愛情不足な子どもはほどんどいないと考えられますね。そして、愛情不足が原因で子どもが問題行動を起こしているとは考えにくいですよね。
子どもは親にかまってほしい
子どもが問題行動を起こすかというと
「親に構ってほしいからです。」「親の注目を浴びたいからです」

私はずっと子どもに構ってるわよ。遊んであげているし、コミュニケーションはしっかり取ってるし…
この言葉は半分正解で、半分間違っています。
何かするとき、初めのころは「良くできたね」とか声をかけていますが、時間が経つと子どもが出来て当たり前に感じていませんか?子どもは最初いいことをして、親に褒めてもらおう(構ってもらう)と行動をしますが、最初は褒めたり(反応)しますが、時間が経つにつれ親が子どもの頑張ってる姿を見落とすから、子どもは次第に問題行動を起こして親の注目を浴びようとするのです。
結果的に、親は叱って子どもを教育しているかもしれませんが、子どもからすると原因(構ってもらえない)は解決できておらず、親に叱られるという目的(構ってもらう)を達成するため、何度も問題行動を起こしてしまうのです。
子どものやることに親が介入するから
親が叱る理由としては、子どものやるべきことに親が首を突っ込むことが多いと上げられています。
例えば
- 夏休みの宿題まだ終わっていないのに遊ぼうとする
- 勉強をしない
このどちらも、子どもがやらなかったとしても親には何の影響もありません。子どもが後で苦労するだけです。親としては子どもに苦労して欲しくないから叱ってしまいますが、子どもが自分で気づかないと意味はありません。

じゃあ、どうすればいいの?
親は子どものサポート役です。
「勉強で手伝えることがあったらいつでも言ってね」と子どもに伝えたりと。あくまで、子どもが困ったときのサポート役です。
親が子どもに怒ったり・叱ったりするときは、他人に迷惑をかけるときのみです。それ以外は基本見守っていきましょう。
親は子どもを褒めるのもダメ
褒めらることになれた子ども
怒る・叱ると同時に褒めるも子どもにとって良くありません。
子どもを褒めると、「子どもは褒められることは〇」「褒められないことは✖」と認識してしまうからです。その結果、褒められないからやらないでおこうという考え方になります。
例、自分事で考えてください。
町にゴミが落ちています。人に見られているときはそのゴミを拾うかもしれませんが、誰もいない・見ていないときは素通りして拾わない人が多いと思います。
これも、ゴミを拾うという行為が褒められる行為だからする。になると思います。
子どもも一緒であ母さん・お父さんに褒めてもらえるからこれはするが、褒めてもらえないならこれはしないという考え方になっていきます。
自分で判断出来なくなってしまう
褒められる行為は〇
褒められない行為は✖
と認識してしまうと、物事を単純に考えてしまい、自分で考えて行動することが減っていき、自分で物事の良し悪しが分からなくなってします。

うちの子は自分で判断できないから、私に聞いてくることが多いのよ
考える前に、これはいいこと。これはダメなことと簡単に考えるからこそ。物事を自分で考える力が育ちにくいという実験結果もありました。だからこそ、子どもを褒めるのも良くないのです。
叱る・褒めるがダメなら、どう接すればいい?

親子の理想の関係(アドラー心理学の理想)
怒る・叱る・褒めるがダメならどうするべきか?
理想は、親と子供の立場を対等と考えて、なにかをしてもらったら「ありがとう」と伝えましょう。そして、子どものやることに親は口出しをせずにサポート役に徹しましょう。子どもが分からない・出来ないことは叱るではなく、丁寧に教えてあげましょう。
対等とは…親は子どものことを自分より下と考えているから、叱ったり、褒めたりするのです。旦那・妻に何かしてもらったときに、叱ったり、褒めたりしますか?しないと思います。それは立場が対等だからこそ、「〇〇してくれてありがとう。助かったよ。」と声をかけると思います。
子どもは親がいないと生活できないし、生きていけないことは確かですが、親も子供も一人の人間として対等に扱うことで、子どものやるべきことに口を出さずにいることが大事ですよ。
親はあくまで子どものサポート
親は勉強だけに限らず子どものサポート役に徹しましょう。子どもが大ケガを負わない限りは、ケガするのも見守りましょう。ケガをした後に、手当や次からこうしたほうがいいよとサポートしてあげましょう。

過保護に育てられた子どもは、後で苦労しますよ。
「若いうちに苦労をしろ」本当にその通りだと思います。痛い想いをするから、次は同じ事をしたら危ないんだなとかこうした方が効率がいいなと子どもも気づき・学びがあるでしょう。
例
子どもがコップに飲み物が入った状態で、歩きながら飲んでいるときも叱らずに見守りましょう。予想通り、子どもがこけて飲み物をこぼしたとしても、それを親が拭くのではなく、子どもに拭かせて責任を取らせてから教えてあげるのがいいです。
なんでも、経験させることによって理解度が増したり、自分で考えたりする力がついてきます。
まとめ

親は子どもを怒る・叱る・褒めるという行動はやめましょう。それは、子どもの問題行動を無くす行動ではありません。子どもと対等な関係を築き、親は子どものサポート役になることが理想です。
親は子どもが悪いことをしたから叱ります。考え方を変えれば、子どもが理想の行動をしなかったから叱るということになります。これは減点方式の考え方です。子どもの可能性は無限大です。
親が昔「これをしてたら良かったな」、「あれはしない方が良かったな」と思っていることを押し付けてはいませんか?そして、物事の予測が出来るのも、今までの経験があるからだと考えています。
子どもにも自由に経験をさせて、痛い想いをしたらサポートする・教えてあげるのが一番だと思います。子どもの幸せを願うからこそ、自分で考えて行動・発言出来る子に育ってほしいと考えています。
怒らない・叱らないが答えではありませんが、一回取り入れれるところは取り入れて子どものサポートに徹してみてはいかがですか?
※参考図書
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