2022,9,10
子ども1人育てるのに、3000万円のお金が必要という話を一度は耳にしたことはありませんか?実際問題、景気が良くないのに物の値段は上がっているのに、給料は上がらないので家計が厳しくなってると思います。いきなり子どもを塾や習い事に行かせるためのお金を用意するのは難しい。だからこそ、今からでも貯金を増やすために出来ることをしていきましょう。
こんな方にこの記事がおすすめ
- お金の貯め方が分からない
- 将来子育てに不安を感じる(金銭面)
子ども一人育てるのにかかるお金
0~3才
乳幼児からお稽古費用や知育教材費がかかるケースも
乳児期から早期教育をする家庭もありますが、教材や教室の費用は安くなく、この時期からお金をかけすぎると、将来、本格的にお金がかかる時期に資金が不足する恐れも…

乳児期から、パパママでやらせたい習い事や欲しい知育玩具をリストアップしていくらいるのかを概算でいいので出してみましょう。
幼稚園(3年間)
2019年10月から軽減された分を習い事に回さない!!!
公立 | 1万9000円 |
私立 | 4万4000円 |
幼児教育・保育の無償化で3~5才児の幼稚園や保育園などの利用料は軽減されました。せっかくの軽減分で習い事を増やすのはほどほどに!大学時代の教育資金の準備もしっかりと
貯金も大事ですが、理想は楽天証券かSBI証券で積み立てNISAを強くお勧めします。
小学校(6年間)
小学校・中学校から塾通いを始める子が多い
公立 | 2万7000円 |
私立 | 13万3000円 |
近年の教育費増加の要因は塾やスポーツ関係の費用。公立中学に進学予定でも、小学校・中学校から塾通いを始める子も。私立中学受験をするなら小学校の4~6年は年間80万~100万円ほどの塾代がかかる場合も…
中学校(3年間)
公立中学に通う中学生は学習塾の支出が多い
公立 | 4万1000円 |
私立 | 11万7000円 |
私立の中高一貫校に進学しても、成績向上の為に塾代の増加が目立ちます。しかし、高校受験を控えている公立中学のほうが塾の利用率は高く、やはり塾代はかさみます。
高校(3年間)
大学受験に向けて、引き続き塾費用がかかる
公立 | 3万8000円 |
私立 | 8万1000円 |
高校の「授業料無償化(所得制限あり)」により負担は軽減されたものの、大学受験に向けて塾代・予備校代などがかかります。
大学(4年間)
自宅通学か自宅外通学かによって費用は倍近く異なる
公立 | 9万6000円 |
私立 | 12万7000円 |
国公立に入れば学費は抑えられます。私立は学部によってかかる費用は異なり、文系より理系、さらに医歯薬系の方が高くなります。自宅外通学の場合は、生活費もかかるため、教育費が倍増します。
やるべきこと(対策)
- お金を貯める
- 夫婦で話し合う(夫婦関係、何を大事にしたいか)
- 今だけを見ずに「現在」「将来」両方とも大事にしないといけない
お金の貯め方のコツ
固定費を見直してみて
固定費とは…携帯代、保険代、電気代、サブスク(クレジット)、ネット通信費等のことを指します。
なぜ固定費を見直すかというと、良くママさんの中で「こっちのスーパーのが安いから頑張って買い物する。」「節約の為に電気代、水道費抑えるため我慢する。」 といった声を聞きます。間違ってるとは思いませんが、そういったことを節約するより固定費を見直すことの方がよっぽど家計にお金が残ります。
イメージでは
少しずつの節約(買い物、電気代、水道代)で5000円/月貯めれればいい方です
固定費の場合10000円~15000円/月抑えることが出来ると思います。
内訳は携帯代3000円~6000円。保険代5000円前後。電気代1000円~2000円。ネット通信費1000円~2000円。(家庭ごとで異なります。)
一度面倒くさいことを頑張れば毎月何もしなくても家計が助かると思えば動きたいと思いませんか?
僕個人としては断然こっち派です。溜まったお金で子どもにおもちゃを買ってあげたり、妻に美味しいごはんやケーキをプレゼントしたりといいことづくめです。
携帯代
3大キャリア(ソフトバンク、AU、ドコモ)を使っていませんか?今、格安SIMが登場しだしてかなりこちらの利用人数は増えていますが、まだ3大キャリアをてかっている方が多く見受けられます。

安くなるのは知ってるけど、申し込み方が分からないし…
面倒くさいし…通信大丈夫か気になるし…30GBじゃ足らないし…
このママさんAに対して言えるのは

全部大丈夫。お子さんの為にも家族の為にもめんどくさいことを頑張ってください。通信やGB数に対しては基本今まで通りだし容量も大抵足ります。
ワイモバイル、楽天モバイル、LINMO、UQモバイル、ahamo(アハモ)などに
切り替えるだけで約3000円分がひと月で節約になりますよ。
保険代

保険の入る意味を考えたことはありますか?
なぜ保険に入りますか?

保険は入るものだから
何かあったときに必要だから
みんなが保険に入っているから
こういった様に、考えなしで保険加入している方をよくみます。
保険は大事です。絶対に入るべきです。しかし、自分に必要な保険にだけ加入しましょう。
ただ、必要な保険とは
- 生命保険(子どもがいる場合)
- 火災保険
- 自動車保険

保険の考え方としては、災害、事故の際にお金で家庭が崩壊してしまうかもしれないときの為に入るという考え方です。
こう考えると、あまり必要のない保険に加入していませんか?
加入している保険は多いと思います。

病気になったらどうするの?
医療保険は必要よね?
これに関しても、大抵の人は医療保険は必要ありません。
理由は日本の福祉は世界トップクラスで高額療養費制度でまかなえるからです。
※詳しくはこちらを見てください。高額療養費について記載しています。
児童手当やお年玉の使い方
先ほど、「貯金も大事ですが、積み立てNISAをしましょう。」と言いましたが、正確には「3カ月暮らせる分だけの貯金をしてから余った分は積み立てNISAをしましょう。」(3カ月は目安)
0才~3才 | 1万5000円/月 |
3才~中学卒業まで | 1万円/月 |
また、落とし玉などの臨時収入は家計に足すのもいいですが、理想は貯金もしくは積み立てNISAにいれるほうがいいでしょう。
まとめ
固定費の見直しと児童手当やお年玉の使い方でかなり変わってくるかと思います。
- 固定費の見直し…1万円/月
- 児童手当・落とし玉…1万円/月
2万円/月あれば、24万円/年…240万円/10年…
積み立てNISAをすればまだ増えるでしょう。また、先ほど述べたやり方は自分たちの生活レベルを変えない節約方法です。もっと突き詰めれば、まだまだ貯金は増えるかと思います。
固定費も1万円/月と書きましたが、あくまで2人家族想定の金額です。子どもが2人…3人と増えればもっと大きな額に変わってきます。
ただめんどくさがらずに、頑張って行動にするだけ
それだけで将来の自分たちの生活レベルは変わります。これは、貯金だけでなく、勉強、運動、料理、仕事なんにでも当てはまることですが…(笑)
頑張るところと手を少し抜いていい所ここが大事かと思います。
では、一緒に子育て頑張って幸せな家庭を気づきましょう。
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